
ジャージと一口に言っても、様々ありますがその中でも、異色の存在感を示すのが芋ジャージです。
芋ジャージって、何なの?という人もいますが、テレビのバラエティ番組でよく見かけるジャージになります。
特徴としては、ジャージの上下とも赤い(エンジ)色に、二本の白い線が入ったシンプルなデザインです。
そして上着はファスナーを締めて着用するタイプになります。
文章で説明をしても、分かりづらいので、画像で例を挙げるとこんな感じです。
ところで、このジャージについては、よく考えてみると色々な疑問が湧いてきます。
例えば
- なんで芋ジャージって言うの?
- どこで買えるの?
- イダサいジャージと言われる割には、テレビでよく見かけるが本当にダサいのか?
という疑問です。
この記事では、芋ジャージについて自分なりに調べた事をご紹介します。
芋ジャージ
芋ジャージとは 意味と由来
どうして芋ジャージ(イモジャージ)と呼ばれるのでしょうか?
ネットで調べた限りでは、ジャージの色のエンジ色が、サツマイモの河の色に似ているから芋ジャージだという意見もありました。
しかし、エンジ色のジャージですと、他にもありますから、色が似ているというだけでは説得力が弱い気がします。
ダサいジャージ?
他には芋ジャージが田舎っぽい、ダサいイメージがするからという意見がありました。
というのも、昭和の時代の小中学校の体操着(ジャージ)は、二本線が入った単色のものが多く、ズバリ現在の芋ジャージと呼ばれているものが多く採用されていたそうです。
しかし平成に入りどんどんジャージが、まずは大都市圏からモデルチェンジをして行きました。
そして遅れて地方もモデルチェンジして行きましたが、モデルチェンジしなかった地域もありました。
その結果、モデルチェンジが遅れた地域は、地方が多く、芋ジャージイコール旧式のジャージというイメージが出来上がりました。
つまり旧式=自体の変化に遅れている=田舎っぽくて、ダサいというイメージです。
そこから、田舎っぽいダサいジャージと言えば、芋ジャージを指すようになったのです。
現在では、学校の体操服として芋ジャージを採用している所はかなり少ないようです。
芋ジャージの種類
テレビを見る限りでは、アイドルや芸能人が着ている芋ジャージは、エンジ色で二本線がが代表的ですが、よく見ていると次のように、様々な種類があって分類をすることが出来ます。
色による分類
カラーはバラエティ豊富です。
- えんじ (紅色)
- のうこん(濃紺)
- きみどり(黄緑)
- みずいろ(みずいろ)
- ピンク
線の分類
- 二本線
- 一本線
- 三本線
上着のファスナー
- あり(裾前(すそまえ)から襟までファスナーが着いているタイプ)
- ファスナー無し (かぶるタイプ)
- 胸元から襟だけについている(ハーブジップ)
芋ジャージはダサい?
芋ジャージのイメージについては、ダサいイメージが有る反面、テレビ番組ではよく見かけます。
また、週刊の漫画雑誌にもアイドルがグラビアでジャージ姿で、撮影した写真を見かけることもあります。
私にはダサいというイメージが、あまりありません。
ダサいというイメージがあるとしても、それは平成の時代に変わった当時の人が、モデルチェンジをしていない旧式のジャージに対して抱いたイメージだと思います。
ですから、個人的には芋ジャージ自体が特にダサいとは、思わないです。
ただ、ジャージ自体がファッション全体から見て、かっこいいとは思いませんし、どこかに出かける際のファッションでもないと思います。
あくまでも、ジャージとしてはアリだと思います。
芋ジャージ かわいい
先程述べたように芋ジャージは、漫画雑誌やアイドルの写真集で見かけることがあります。
写真を見ると、芋ジャージは青春の象徴のアイテムの一つとも言えます。
こうして最近は、アイドルが着ることも少なくないのですが、ジャージ姿がかわいいという声がネットで多いです。
ただアイドルですと、大体何を着ても似合うような気がします。
しかし、芋ジャージ自体にかわいいという魅力はあまり無いと思います。
つまり、アイドル自体が可愛いだけでは?と思っています。
芋ジャージはコスプレ?
このように最近はテレビや雑誌等で、イモジャージを見かけるようになりましたが、私個人は運動場やスポーツクラブで見かけたことはありません。
高校生、大学生の部活で、芋ジャージに少し似た服装の学生を見たことはありますが。。
そこで、私が思ったのは、芋ジャージってコスプレの衣装ににているなあと?
最近ではインスタグラムが流行っていますが、家の中で芋ジャージを着ている姿の写真をアップしている一般人、芸能人を見かけます。
そういうわけで特にここ数年は、芋ジャージもありふれた存在になってきて、特にダサいというイメージは消失してきていると思います。
平成生まれの若者は、昭和の事は知らないので、ダサいという意識はそもそも持たないのだと思います。
ですから若い人ほど、こういうファッションもありという認識ではないか?と思っています。
そして、芋ジャージは現在は、地方ではあまり見かけず、都会で遭遇する場合があります。
昨年秋葉原に行き、街を歩いていたのですが、赤い芋ジャージの上着を着た女性を見かけました。
今の時代、芋ジャージでマクドナルドに行ったりしても、不審がられないかもしれませんね。
都会では珍しくないのだと思いました。
芋ジャージ 赤 のコーデ
芋ジャージの着こなし(コーデ)って、どんなものがあるのでしょうか?
コーデというほどではありませんが、よく見かけるのは、ファスナーの全部閉める着こなしです。
全部閉めると首元がタートルネックみたいになる着こなしです。
そう言えば、こういう着こなしって結構見かけますね。
こちらの画像は、フリーの画像ですが、ジャージの女子もフルジップアップしています。
ジャージの襟のファスナーが付いているのは、もともとは防寒対策かなあと思います。
冬以外の春や秋に、ファスナーを全部閉めている着こなしを見ると、強い自己主張とクールな着こなしにも思えます。
エンジ色って、口紅の色でもありますし、ワインレッド色でもあります。
結構、高貴なイメージの色でもあるんですね。
こうして考えると、結構イケるかもと思えてきます。
それと、ジャージを着てみると着心地が良くて、楽で、ずっとその格好でいたいと思う時があります。
社会人になると、どうしても服装は決まったものに限られる傾向ってあるじゃないですか?
そう思うと、青春の他にも自由人の象徴にも、思えてきますね。