
岩手県の八幡平は冬はスキー場で賑わいますが、秋は紅葉の名所としても有名です。
八幡平とは、奥羽山脈北部の山群を言います。
標高1614 メートルになります。
そして、この八幡平を岩手県から秋田県へと移動する道路として八幡平アスピーテラインがあります。
この道路は景勝道路であり、秋になると、アオモリトドマツや白樺などの樹々の紅葉を楽しむことが出来ます。
そこで今回は、先日バスツアー行ってきた体験を踏まえて、八幡平の紅葉の見頃や、見所、紅葉の楽しみ方をご紹介します。
八幡平の紅葉の見頃
紅葉の見頃としては、9月下旬から10月中旬ぐらいまででしょうか。
東北の冬は早いです。
見頃の時期は、例年若干の違いがありますので、ニュースで得られる紅葉情報で情報収集しましょう。
個人的には、なるべく10月中旬までに紅葉を見に行くのが、紅葉を楽しむ為に無難であると考えます。
10月下旬になりますと、アスピーテラインにある白樺の木は紅葉が枯れてしまっていることがあるからです。
八幡平の紅葉の見所 アスピーテライン
東北道松尾八幡平ICから県道45号経由15kmで、乗用車で約20分でアスピーテラインに到着することが出来ます。
そこから、ひたすら上り坂になり、頂上に向かいます。
道路は狭くはないものの、カーブが続くので、見通しはよくありません。
従って、あまりスピードを出さずに、ゆっくり行くことをお勧めします。
自動車やバイクで道路を走る方には、ところどころに駐車して休みながら、紅葉を眺めるスペースがあります。
さて、八幡平の頂上に行きますと八幡平レストハウスというお土産物屋の建物さんがあります。
その建物の上には、ちょっとした展望台があります。
快晴の日であれば、そこからの眺めはとてもキレイです。
次にアスピーテラインを進んでいくと、5~10メートル級の大きな白樺が密集する樹海に入ります。
ここの樹海の樹々が紅葉すると本当に美しいです。
ここでは、松川渓谷の川のせせらぎと、樹海にある5~10メートル級の樹々の紅葉の共演を見ることが出来ます。
5~10メートル級の樹々の紅葉と、川のせせらぎの共演。
まさにここでしか見ることが出来ません。
時間を掛けて、八幡平に来て見る甲斐があるというものです。
もともと八幡平の周辺は温泉が多い場所です。
そしてこの場所は、地熱があるために比較的暖かく、紅葉の見頃が過ぎてもまだ、きれいな紅葉が残っている場所です。
八幡平の紅葉と言えばあの橋 森の大橋
八幡平の紅葉の絶好の紅葉スポットと言えば、森の大橋です。
森の大橋は、松川渓谷にかかる橋で、橋からの紅葉の山と美しい空は、まさに絶景です。
ここで多くの人が写真撮影をしています。
バスツアーでも、ここが一番の見所という事で、停車して、観光客をおろします。
ただ、ここの橋で注意する点があります。
橋の歩行通路はそんなに広くないということです。
ここで、写真撮影に夢中になり、人にぶつかって、転んだりカメラを落とさないように注意しましょう。
八幡平の紅葉はツアーをおすすめする理由
八幡平の紅葉はバスツアーをお勧めする理由
八幡平と言うと、スキー、登山、ツーリングに最適のエリアです。
そして車でバイクで、比較的若い人でアウトドアが趣味という方が行くというイメージがあります。
しかし、八幡平の山頂は1500メートル以上という事で、気軽に行けるものではないという思う方も少なくないと思います。
そんな方の為に八幡平の紅葉を楽しむバスツアーがあります。
バスツアーですと、八幡平山頂まで、自分で運転する必要がなく、道に迷う事も疲れることもあります。
自分で運転する場合、運転しながら紅葉を眺めて、楽しむことが、もちろん出来ます。
しかし、紅葉を楽しむという点では、バスツアーには敵わないのかなあと思っています。
- バスツアーの場合、バスの中から紅葉をじっくり楽しむことに専念することが出来ます。
- またバスツアー会社の方は、観光のプロフェッショナルなので、見所がいつか、見所の場所はどこかをよく知っています。
ですから私は、八幡平の紅葉を楽しむ場合は、バスツアーが一番だと思っています。
バスツアーで八幡平マウンテンホテルでバイキングを食べる
八幡平は山ですので、食事を取れる場所はあるにしろ、限られています。
ですから、八幡平に行く際は、事前計画と準備が必要なのは言うまでもありません。
私が参加したバスツアーでは、昼食は八幡平マウンテンホテルでバイキングでした。
もともとはホテルであり、ランチをする場所ではありませんが、恐らくバス会社とホテルとの取り決めなんだと思います。
ホテル自体は、とてもキレイで豪華な外観で、まるで最近設立されたかのような感じでした。
食事は、ホテルの2階の食堂で食べました。
食堂の外からは、スキー場のゲレンデと思われる施設が見えました。
食事も美味しくお腹いっぱいでした。
バイキングが終わり、バスの中に乗り、ホテルと後にしました。
バスの中から、ホテルを見ると、ホテルの人が3人、こちらを手を振っていました。
昼食後は、外を眺めて眠くなりました。
八幡平の紅葉のまとめ
バスツアーの感想としては、紅葉はもちろんキレイでしたが、バス会社の人も、ホテルに人も接遇が素晴らしく、こちらの方もキレイでした。
自分の心の美も磨かれて、いい思い出になりました。