
仁和寺は、世界文化遺産に指定された真言宗の寺院。
皇族との縁も深く、888年に建設されて以来、天皇を譲位した皇族の方が明治時代まで住んだ事から御室御所と言われています。
仁和寺は、桜の名所として有名ですが、紅葉の時期も人気で大変賑わいを見せます。
そこで今回の記事では、仁和寺の紅葉の見どころ、見頃、混雑しないアクセスの方法について、ご紹介します。
仁和寺の紅葉の見どころ
仁和寺の紅葉の規模自体は、他の京都の紅葉の名所と比較すると、紅葉樹の数は比較的少なく、規模は大きくはありません。
また仁和寺では紅葉のライトアップもありません。
それでは、仁和寺の紅葉の魅力は何かというと、仁和寺自体にあります。
つまり、世界文化遺産に指定された歴史建造物を観ながら、紅葉を楽しむという事です。
仁和寺には、国宝や重要文化財が多くあります。
仁和寺の紅葉を楽しむ際には、紅葉以外にも、仁和寺の歴史的、文化的な部分も楽しむことをお勧めします。
引用:仁和寺の公式パンフレットより。
特に、人気なのは中門から金堂に向かう通りの左右の紅葉です。
また五重塔から眺める紅葉もとても美しいです。
拝観時間 9:00~17:00(12月から2月までは16:30)
参観の受付時間は、参観時間の30分前に終了します。
仁和寺の紅葉の見ごろ
11月下旬から12月上旬
仁和寺の紅葉の混雑状況
仁和寺の参観の料金ですが、境内は無料となっております。
ですから、中門から金道に向かう通りの紅葉を楽しむことが出来ます。
境内は広々としているので、混雑はするものの、他の京都の紅葉のスポットと比べるとそれほどでもありません。
ただ、人気のスポットである五重塔への眺めは、混雑します。
参観料金が500円です。
待ち時間は、短くて30ぐらいですが、平均は1時間前後でしょうか。
待ち時間が嫌でしたら、朝早めに仁和寺にいらっしゃることをお勧めします。
仁和寺の紅葉へのお勧めのアクセス方法
遠方から来られた方にとっては、京都の滞在時間は限りがありますので、時間は貴重です。
紅葉の時期の京都市街は、道路が渋滞します。
そして京都市街には駐車場も多くありますが、同じく混雑しています。
ですから、車やバス、タクシーを利用する際には、道路の渋滞はある程度覚悟する必要があります。
個人的ににお勧めなのは、電車と徒歩です。
京都駅からJRの嵯峨野線に乗って、花園駅 で降ります。
そこから徒歩15分で、仁和寺に到着することが出来ます。
タクシーでは、花園駅から5分程度です。