
南禅院の紅葉の魅力と言えば、高さ22メートルからの三門の2階からの眺め。
南禅院内の紅葉全体や京都市街を360度、一望出来る貴重なスポットとなっています。
そして、南禅寺の見どころとしては、三門の他に水路閣や庭園の方丈も見てみたいものです。
そこで見どころ満載の南禅寺の紅葉の見ごろや、混雑しないアクセス方法についてご紹介していきます。
南禅寺の紅葉の見どころ
南禅寺について
南禅寺は、1291年亀山法皇(かめおかほうおう)が自らの離宮を禅寺に変更した事を起源に持つ寺です。
禅宗の流れを持つ五山文化(ごさんぶんか)の中心的な寺院です。
そして室町幕府になると三代将軍足利義満により、京都五山の更に上位の五山之上(ござんのうえ)に位置づけられました。
2階建ての重厚な三門やレンガ造りの水路閣(すいろかく)と言った建築物に加えて、紅葉や桜の美しさが魅力で、毎年多くの観光客で賑わいを見せています。
南禅寺の敷地は約4万5000坪。
紅葉の時期には約300本ものカエデが色付きます。
南禅寺の紅葉が観れる時間
朝は、午前8時40分から開催されています。
終了時間は、11月までは夕方5時、12月からは午後4時半までとなっております。
ただし、参観の受付時間は、拝観時間終了の20分前までとなっています。
南禅寺に行ったら是非やっておきたい4つこと。
- 高さ22メートルの三門からの眺め
- 方丈164面の壁に書かれた障壁画
- 水路閣での記念撮影
- 南禅寺の塔頭の紅葉の眺め
南禅寺の三門の紅葉を観る
三門について
三門は、京都三大門の一つである高さ22メートルの門です
別名、天下龍門とも言われており、国の重要文化財に指定されています。
五間三戸の入母屋造が用いられています。
現存する門は、1628年に藤堂高虎が大阪の陣の際に、徳川方として参戦し倒れた家臣の菩提を弔うために再建しました。
三門の参観料
一般料金は、500円です。
水路閣
古代ローマの水道橋をイメージして、明治時代に造成されました。
全長93メートル。水路閣の幅が約4メートルで、レンガ造りの疎水橋です。
こちらは、無料となっております。
記念撮影の人気スポットになっています。
南禅寺内の塔頭
南禅寺内の塔頭でも、紅葉はとてもきれいです。
- 南禅院 参観料 300円
- 金地院 参観料 400円
- 天授庵 参観料 500円
南禅寺の 紅葉 ライトアップ
南禅寺の参観は、午後5時(12月は午後4時半)で終了しますが、天授庵では、ライトアップした紅葉を楽しむことが出来ます。
天授庵の室内から庭園を眺めます。
拝観時間 17:30~21:00(20:45受付終了)
拝観料:大人500円
南禅寺の紅葉の見ごろ
紅葉する木はカエデになります。
カエデが色づき始めるのは、11月中旬ぐらいです。
11月上旬ですと、まだカエデの木々も青々していて、紅葉を楽しめると言う感じではありません。
従って、南禅寺の紅葉の見頃は、11月中旬から11月下旬となります。
12月中旬までは、見頃という人もいますが、見頃かどうかは、その年の天候に左右されます。
その年の冷え込みが例年に比べて早い年の場合、例年では見頃の時期でも、紅葉が枯れてしまう場合もあります。
ですから、11月中に南禅寺に行かれることをお勧めします。
南禅寺の紅葉への賢いアクセス方法
紅葉の時期の南禅寺への賢明なアクセス方法は、電車と徒歩です。
バスという交通手段もありますが、お勧めができません。
京都は紅葉の時期は道路がかなり渋滞しますので、貴重な時間のロスになる可能性が高いです。
南禅寺は、地下鉄の蹴上駅から徒歩で10分の距離にあります。
そして蹴上駅までは、JR京都駅から、地下鉄で行くことが出来ます。
京都には、烏丸線と東西線という2つの地下鉄があり、それを利用します。
まず京都駅から、烏丸線に乗り換えて、烏丸御池駅で降ります。
次に、烏丸御池駅から東西線に乗り換えて、4駅で蹴上駅まで到着します。