
京都の東福寺は、京都の中でも特に紅葉の眺めが美しい名所という事で、毎年沢山の人が訪れます。
特に、東福寺内の通天橋と臥雲橋から見る紅葉の美しさは京都随一。
しかしその人気の故に、紅葉の時期となると、修学旅行、団体旅行などで、例年、大変な混雑をしています。
そこで混雑を回避し、東福寺の紅葉を見るための方法や、東福寺の紅葉の見どころを解説します。
東福寺の紅葉の混雑を回避する方法
東福寺の紅葉の混雑状況
東福寺の紅葉の見頃は、例年11月中旬~12月上旬となっております。
当たり前ですが、この時期のこの場所でしか紅葉を観ることができません。
紅葉の見頃の期間中は、どの平日でも混んでいる以上、多少の待ち時間は覚悟する必要があります。
東福寺の紅葉の混雑を出来るだけ避ける方法
しかし待つにしても、できるだけ待たずにする方法が2つあります。
方法1 朝早く東福寺の山門に行く
一つはシンプルですが、人が混む前に朝早く山門の前に並ぶ事です。
紅葉の時期は、開門が8時半です。
しかし8時半ちょうどに行くのは、遅いです。
一昨年11月下旬に私が行った時、7時半に山門に到着しましたが、もう既に、何十人を並んでいました。
この時期には学生の修学旅行等で、朝早く訪問する団体旅行客が多いです。
ですから開門前の1時間前に、並ぶことをお勧めします。
方法2 東福寺駅で、参拝券を購入する
もう一つは拝観券を東福寺の山門ではなく、駅で買うことです。
参観の順序の優先順位は、拝観券を持った人が優先します。
山門に並んで買うよりも、駅で事前に購入している人を優先するのです。
参拝券を売っている駅は、JR奈良線の東福寺駅になります。
東福寺の紅葉を観るためのアクセス方法
タクシーやレンタカーの利用をお勧めしない方法
東福寺へバスツアーなどの団体旅行で行く場合ではなく、個人旅行で行く場合のお勧めのアクセス方法を解説します。
それは、電車と徒歩です。
タクシーやレンタカーを利用する方法は、お勧めが出来ません。
それは言うまでもなく、紅葉の時期は。京都市内が渋滞するからです。
京都市内の観光名所をめぐりたいと言うのでしたら、京都市内のバスです。
ただ、東福寺に行くという目的でしたら、電車とバスです。
東福寺の紅葉を観る為のお勧めのアクセス方法
- 京都駅からJR奈良線で東福寺駅に向う。
- そこを下車し、徒歩で向かいます。
- この際、東福寺方面への標識や看板があります。
- 初めてでも、慎重に歩けば、ゆっくり歩いても、20分ぐらいで、たどり着く事ができます。
(先ほど、申しましたとおり、東福寺駅では当日参拝券が発売されますので、ここで事前に購入しておきましょう。)
東福寺の紅葉の楽しみ方
東福寺の紅葉の見どころ
東福寺の紅葉の見どころと言えば、通天橋(つうてんばし)と 臥雲橋(がうんきょう)からの紅葉の眺めです。
その中でも、通天橋は非常に人気があり、混雑する所です。
通天橋を参観するために、大人であれば、400円の料金がかかります。
紅葉の美しさという点では、臥雲橋も引けを取りません。
そんな臥雲橋の参観は無料になっています。
注意するべき点
注意するべき点があります。
午後4時を過ぎると空が暗くなってくる
それは京都は11月中旬ぐらいですと午後4時を過ぎると、暗くなるということです。
仮に午後3時に東福寺に到着したとします。
当然、待ち時間がありますから、1時間ぐらい待つことになります。
その場合、通天橋にたどり着くのは午後4時を過ぎているので、空が暗くなっている可能性があります。
従って、午後から行かれる方は、できるだけ早い時間に行くことをお勧めします。
撮影が禁止になった
もう一つ、注意するべき点は、残念なことに、安全確保のため撮影が禁止になったことです。
このため、2016年からはの東福寺通天橋と臥雲橋の上からの撮影は禁止となっております。
まとめ
東福寺の紅葉の眺めは京都随一ですが、人気があるだけ、混雑をします。
紅葉を楽しむためには、できるだけ早く参拝券を購入して、東福寺に向かうのが良いと思います。
以上の点を踏まえて、東福寺の紅葉を楽しんできましょう。