いじめる人の心理や特徴 いじめる側への対策を紹介

学校から職場、地域社会のあらゆる場面で、いじめやいじめる人は存在します。
いじめは社会問題として認識されて久しいのですが、いじめを苦にした自殺のニュースは後を絶ちません。

いじめやイジメ被害をなくするためには、どうすればいいのでしょうか?
その思考の一つとして、いじめる人はどんな人であるのか?
いじめる人の心理や特徴、そしていじめる側への対策について考えていきます。

いじめる人の心理、いじめる人の特徴

いじめについての基本認識

いじめですが、その実態や特徴を考えてみます。
まず暴行罪や傷害罪など犯罪を構成する言動があります。
次にパワハラやモラルハラスメント、セクハラの中にもいじめと言えるものが存在します。

しかしいじめの最大の特徴といえば、いじめはいじめられる人との関係であるということです。
つまり強者と弱者の関係であり、弱い者いじめこそがいじめの本質だと言えます。

いじめる人の心理 人間関係に乏しく、愛に満たされない

いじめられる人(弱い人)は無力です。
弱い人からいじめる人に嫌がらせをすることはまずありません。

それでは、なぜいじめるひとは、わざわざ弱い立場の人をいじめるのでしょう?
それは、人間関係が乏しく、孤立していて、愛に満たされない人だからだと思います。

孤立していれば、叱って方向修正をしてくれる人、教えてくれる人はいません。
その結果、自分自身に甘くなり、モラルに反したことをしてしまいがちです。

逆に家族や友人など人間関係が豊かであれば、きちんとした躾を受けていて、愛して愛されるという人間関係があります。
特にここでは親子関係が重要です。

いじめる人の特徴 自己肯定感が低い

親などの家族から大事にされる人は、自分に尊厳=肯定的なセルフイメージを持つことができます。
肯定的なセルフイメージは、美意識、美学とも言えます。
肯定的なセルフイメージを持つ人は、外見的な美だけではなく、内面的な美もまたとても大切にします。
そういう人は、弱いいじめをすることは、みっともないし、道徳的もダメだとわかっていますので、いじめをしません。

これに対し親から愛されなかった人は、なかなか自己肯定感を実感することできません。
もっと酷いケースとして、暴力や言葉、放置で虐待を受けるというケースがあります。

基本的に、人は自分の家族、親族、友人以外には無関心です。
特に金銭的援助ができるのは、家族、特に親ぐらいです。
その親から否定されるような言動があったとしたら、人生が投げやりになってしまうのは、自然なことです。

子供や部下は親や上司の鏡

人間は自分から他人からしてもらったことを他人にしてしまう傾向があります。
親子関係、上司と部下の関係。
親や上司が不親切ならば、将来その子供や部下が親や上司になった場合に、同じように不親切なことをしてしまう傾向があります。
それは、そういう不親切な経験をしてるからであり、不親切な経験しか知らないからです。

逆に親切な経験を沢山していれば、親切の方法も知っていますので、他人に多くの親切をすることができます。
いかに親や上司などが、指導者としての立場が重要かがわかると思います。

陰でこっそりいじめる

いじめる人は外面(そとづら)が良い人が多いです。
自分から見て、目上の人だと判断した人に対しては、愛想よく振る舞います。
これに対し自分から見て下と判断した人に対しては、態度が変わります。
そしていじめのターゲットにしている人に対しては、目上の人に隠れて、嫌がらせをします。

しかし、そんないじめる人を周囲の人は、きちんと見ています。
いじめる人には、そのことがわかっていません。

10代までの学生時代ならともかく、就職してからおとなになってからは、同僚からもよく見られません。
人の上に立つ立場にはなれないでしょう。
傍から見てみっともないですし、自分に一切の得がない、こともわかるはずです。
大人になっても、10代の学生と同じように、いじめをやっている人は、精神的に成熟していないと思われるはずです。

いじめる側への対策

いじめる側へどんな対策があるでしょうか?
いじめの関係は、社会的立場の強者と弱者の関係です。

ですから、弱者が対抗するためには、
・自分一人で解決しようとは考えない
・数の力で対抗することを考える
・相談することは、恥ずかしいことではないと考える
・相談するさいは、洗いざらい自分の思いを喋って、スッキリする
・クラスメート、同僚等の周囲の多くの人に話す
・会社であれば、上司の上司だったり、別の部署の相談窓口に話してみる
・いじめている人には、きつい口調で止めるように、はっきりいう

などの方法があるかと思います。

いじめられる人には、基本的に社会的弱者の人が多いかと思います。
そして社会的弱者の人は、世間から自分より下に見られることが多々あります。

この際重要なのは、自己肯定感です。
絶対に負けないという気迫で、いじめ問題に、本気で立ち向かっていきましょう。
気迫が変われば、目つきや声の調子も変わり、それがいじめる相手にも伝わります。

いじめる人は、自分をコントロールができず悪いことをしてしまう弱い人です。
そんな弱い人を、過剰に恐れる必要はありません。