内閣府は、平成31年に40~64歳の中高年のひきこもり状態の人が全国に61万3,000人いるとの推計値を公表しました。
きっかけは「退職」が最多。
そして男女の内訳は、男性が76.6%でとなっています。

また、ひきこもりの期間は「7年以上」が半数近くを占めており、長期化・高年齢化が浮き彫りとなった調査結果となりました。

中高年引きこもりの実態

近年は実力主義”へとシフトしていており、実力で勝負できない中高年が居場所を失っているといえます。
昭和の年上序列は崩れ、実力主義が中高年のひきこもりを増やす引き金となっています。
そうしますと再就職においても、どんどん条件が厳しくなってしまいます。

実際に40歳以上の中高年が働きたいと就職活動をしても、上司が20代という現実があります。
そうすると採用する企業側からしても、扱いや接し方など、難しいと感じることも多いかと思います。
その結果、年齢という条件だけで、中高年は就職ができなくなってしまいます。

従来は引きこもりやニートの原としては、は本人の甘えや自己責任という世論が強かったですが、実際は就職氷河期という世代的な問題、つまり本人の努力だけではどうすることもできない社会環境が根本的な問題としてあるのが事実です。

それを無視して、氷河期世代を無視した結果が中高年のひきこもりの原因の大きな理由の一つではないかと考えられます。

中高年引きこもりの実態と世間の反応をまとめ

佐藤

就労を促す。

言ってしまえば簡単だが、では、自分に置き換えて考えてほしい。
せいぜい数ヶ月程度の空白なら何とでも言い訳ができるが、数年あるいは10年単位になった方の空白を、どう説明したら今の日本の社会で受け入れてくれるのだろうか?

一度ドロップアウトしたら途端に差別するのが今の社会。
そういう具体的細かな点から本気で向き合って解決する気が世の中や政府になければ、絶対に解決しない問題だと感じる。まして本人のせいに、ばかりしてたらね。


加藤
就労を促すと簡単に言ってくれますけど…。

この人達を助けて仕事を与えたとしても、豆腐メンタル過ぎると結局耐えられずに辞めてしまい、また引きこもりに戻ってしまうかもしれない。

そもそもメンタル弱い人は働く意欲はもちろん、訓練にすら耐えられないかもしれない。
やる気ない人を雇っても結局雇い主側が大損したら意味がない。


睦月
精神障害者ですら差別禁止・合理的配慮義務法制や法定雇用率制度を使って雇用の中に放り込んでいる。

やればやったになる。今まで日本の労働法は雇い主の都合を聞きすぎていた。


内藤
選ばなければ職なんてどこにでもある、完全に本人の甘えだと決め付けたがる寛容の無い世間。

非正規を超氷河期のせいにしたり、怒る上司が一方的に悪いんだと、なんでもかんでも他人のせいにする引きこもり。

どっちも問題あるのはすぐわかる。
要はバランスだろな。


石田

それ差別って言うか?
採用する側も、同じ評価の人で職歴途切れてない人とブランクがある人の2人から選ぶなら当然

前者を選ぶでしょ
企業だって慈善事業じゃないんだから、少しでも良い人を雇いたいんだし

採用する側の差別じゃなく、選ばれる側の競争なんだよ

ブランクのある人を積極的に採用させたいなら、採用人数によって補助金出すくらいじゃなきゃ
そしてそれを実現するには更なる増税かな


上野

それで政府は、70歳75歳迄働けと言っているが。

会社依存型の日本社会は、仕事が出来る出来ない云々の話よりも、狡猾で狡賢い奴で社内政治が上手い奴が出世をする。
つまり、仕事できるできない云々は、あまり関係ない。
社内の嫌がらせは、日常茶万事であり、鬱状態になる人間も多いだろう。

当方、50歳代ですが、会社辞めて、仕事をしていない人間も
ちらほらいるようです。親の介護を兼ねて実家にいるようです。


香川

人生100年なんて、絶対に無理である。
政府が、無理な政策を実行しようとすればするほど、その弊害が一般国民に皺寄せとなりきてしまう。


松坂

まあ、年単位で無職だった40代以上が急に仕事をするとしたら作業能力が衰えてて結局上手くいかないだろう。

元々すごく頭の回転が早いとか器用だとかだったら衰えても30代並の力を発揮する場合もあるかもしれないけど、それはレアケース。

社会全体の事を考えれば仕事があんまりできなくても社会復帰してくれた方がいいに決まってるけど、会社は利益を出すための組織だからムダな人員は抱えたくないだろうし。

まずは無給ボランティアで半年とか働けるウォーミングアップ期間を設けて、その仕事と同様の職種で企業が受け入れるような仕組でもつくるしかないかな。

ただ無給に耐えられるか、って問題もあるね。


河内

61万人のひきこもりって単純に鳥取県の人口より多いってのがすごい。
それでもその61万人が食べていける日本もすごいと思う。


若松

30代までのひきこもりはまだ救いようがあるかもしれんが、40代、50代と歳を重ねるごとに偏屈で厄介になる。

友人でひきこもりではないけど40半ばで失業して未だに立ち直らないのがいる。
現在50で日雇いの土方で年収は150万ほど。

何かと社会が悪い、政治が悪いと他人のせいばかりにする。
パチンコには行くが、選挙には行かないくせにね。
プライドだけは高いので、やんわりと助言や案を出せば「お前に言われる筋合いはねえ!」と激高する。


飯田

50歳だけど日雇い土方で働いてるって、まずその人はひきこもりじゃないし、こことかでよく言われる「選ばなければ職はある」を実践してますよね。

年収150万ほどだと、税金は免除にならないし、健康保険や年金も免除にならず、すごく高額な自己負担になります。
いっそ働かない方が楽なのに、働いているその人は、すごくえらいと思います。


斉藤

昭和の時代はみんなが仲間のように前を向いて仕事をしてきた。
その中には社長もいて、社長自らが陣頭指揮を執ってリストラをやらないよう努力してきた

しかし平成になってから年功序列はから実力主義になって、営業では売り上げが良くなければ給与が上がらず。
数値で判断できない人たちの査定はというと、上司に逆らわないイエスマンが実力関係なく査定が良くなる傾向にある。

もう一つの変化が社員を機械の歯車にとして扱い、リストラをする事で見せかけの利益を上げるようになった。

40・50代のひとがリストラされ再就職先が決まらないと社会からはじき出されたという気持ちとやる気が低下して外出が怖くなる。

ここまでくると自分だけで引きこもりから抜け出すのは相当の努力がいる。

一人でも信頼できる友人がいて話を聞いてくれるなら別だが、相談するところも少ない日本では生活保護費と障害年金が増加して税金の負担が増すだけだ。